用語集

アファルクタの民(たみ)
額に魔力の源である金色の角を持つ、有角種の一族。
魔力持つが魔術は使えず、代わりに「アファルクタの秘術」という特殊な術を使うことができる。 赤瑛晶はアファルクタの秘術の禁術により作成される。
神精霊(アリヤ)
精霊や神獣などマナから形成され、マナに直接影響力を持つ存在のこと。世界の理の権化として崇め奉られている。
イグナーツ
神獣の名称。戦いを司る神精霊(アリヤ)の一神で、高い戦闘力と穢れを打ち払う力を持つ。
イスタディア
創世神ユマルと共に世界を創世したとされる創世神。ユマルと同じくテルゼス聖教の信仰対象となっている。
魔術師協会(ウィズ・グラーナ)
アルバ達が所属する魔術師組織の名称。
魔術師だけでなく様々な職業の人が働いているが、所属魔術師は魔術師協会(ウィズ・グラーナ)の魔術師としての肩書が付与される。 所属魔術師となるには難関試験に合格する必要があるため魔術師の人数はさほど多くないが、魔術師協会の魔術師は世界でも最高峰の魔術師と称され、様々な特権が与えられている。
本部には魔術に関する様々な資料および施設があり、広く一般に開放されていて誰でも使用することが可能である。
また、ザーラでの赤瑛晶の管理組織でもある。
カロストラス
神獣の名称。静寂と安寧を司る神精霊(アリヤ)。強い魔力を持ち闇を操る力を持つため「闇の王」と呼ばれることもある。
クレイサムの瞳(ひとみ)
魔眼の一種で、神精霊(アリヤ)を目視で判別することのできる瞳で、保持者はシャリヤおよび非常に魔力の高い者である場合が多い。 通常は神精霊(アリヤ)以外は、人型の神精霊(アリヤ)を判別することは極めて難しい。
フィアローナ
妖精の森の守護者で、古き大妖精。森に住む妖精達の長。
約200年で生を終えるが、魂は転生し新たなフィアローナとなって生まれ、再び森を治める守護者となる。
ザグフェン
神獣の名称。戦いを司る神精霊(アリヤ)の一神。
自治都市ザーラ
ベルタ王国領内にある魔術師協会(ウィズ・グラーナ)の本部がある魔術都市。 その特質上実質は中立自治都市国家で、各自治区の代表が協議し都市を運営している。 魔術に関する商売も盛んであり魔道具技師などの職人も多い。 非常にマナが豊富な土地で、世界で数少ない神精霊(アリヤ)の存在する都市でもある。 上記の神精霊(アリヤ)の影響で豊穣に恵まれているため、近隣の農村では農業も盛んである。 ピオネ川から水を引き運河が敷かれているのが特徴。
妖霊者(シャリヤ)
一般的な妖精など神精霊(アリヤ)以外の、マナから形成された存在のこと。
神獣(シンジュウ)
神精霊(アリヤ)の一種で、世界を構成する理を司る存在のこと。そのため、神の末席として崇拝の対象とされている。 通常現世(テルゼス)は実体を持たず、実体化するには大量のマナや魔力を必要とするが、盟約や誓約によって実体を持ち現世に存在することが可能である。 実体化し人型を取った神精霊は普通の人間と変わらない姿をしているため、神精霊(アリヤ)または特殊な瞳を持つ者しか判別が出来ない。
スリメルア
フェデル語で「神殺し」の意味。本来は神精霊(アリヤ)が有する、神精霊(アリヤ)の魂に直接傷をつけ消滅に至らしめる禁忌の力。
この力を持つものを「スリメルアの○○」と呼んだりする。
精霊(セイレイ)
神精霊(アリヤ)の一種で、世界を構成する理を司る存在のこと。 基本的に神獣と同様の存在だが、精霊の方は水や炎など自然界を構成する元素に近い部分を司っている。
赤瑛晶(セキエイショウ)
マナを結晶化したもので、別名『マナの秘石』と呼ばれる真紅の鉱石。 魔術およびマナに関する事象において強い干渉力を持ち、その力は「不可能を可能にする」とも言われる程である。 生成方法は禁術扱いになっており、大量のマナと時間を必要とするため作成できる人物は限られている…が、外法として生物の『生命』そのものを結晶化させることによって作成することも可能である。
チャコルの街
ベルタ王国領内にある街。 名物はカミツキムカデの燻製で、非常に匂いがキツイが美味でプレミア物になっており、なかなか手に入らない幻の一品である。
テルゼス・テルセズ語
本編の舞台となる世界の名称。また世界の共通言語をテルゼス語という。
テルゼス神教
創世神ユマルとイスタディアを信仰対称とする、テルゼスの一大宗教。主に冠婚葬祭や礼拝などを行っている。
神精霊(アリヤ)も信仰対象となっているため、エデルハルトとも関わりがある。 ザーラ支部ではオルフェイムが司祭を務め、教会を管理している。
天帝
創世神ユマルとイスタディア、および全ての神精霊(アリヤ)を生み出した最高神として言い伝えられている。
女官(ニョカン)
位の高い人物に仕える女性の官職名。
女仙(ニョセン)
実体を持たない神精霊(アリヤ)に仕える女性。仕える神精霊により、特殊な加護を得ている。
人間(ニンゲン)
この世界では『人間』という種族は無いため、広い意味で『存在』を指す言葉として使用する。
ノープル
テルゼスにもっとも多く存在する種族の名称。平均寿命は80歳~100歳程度。獣系・半獣系・一般的な人の姿など様々な外見がある。
花嫁(ノーラ)
神獣イグナーツの誓約において番いとなる存在。イグナーツは己の花嫁との間にしか子孫を残すことはできないため、本能的に非常に強い恋愛感情を抱く。
バグス
負の思念やマナの枯渇によってマナが歪み汚染され、その汚れたマナが実態を持ったもの。姿形は異形の形から人型まで幅広い。 通常は意思を持たないが、稀に個々の意思を持つものも存在する。
フェデル語
マナそのものに働きかける言語であり、マナの言葉。本来魔術は神精霊(アリヤ)がこの言語で行使していた。 言葉の理解は知識があれば可能だが、人間がフェデル語で詠唱を行っても魔術は発動せず、神精霊(アリヤ)のみがこの言葉を用いて魔術を使用できる。 逆に言うと、この言葉で魔術を発動できる者=神精霊(アリヤ)ということになる。 フェデル語はマナに直接作用するため、フェデル語で詠唱された魔術はテルゼス語での呪文詠唱の数倍の威力を発揮する。
ベルタ王国
ザーラのある国。王都はロムニーグ。
魔術(マジュツ)
呪文の詠唱によってマナに干渉し、体内の魔力をエネルギーとして様々な現象を引き起こす術のこと。 マナへの干渉ができないと魔術は発動しないため、仮にマナが全く存在しない環境下では魔術は使用できない。 ただし神精霊(アリヤ)や妖霊者(シャリヤ)は存在自体がマナであり、己の魔力=マナそのもののため、マナが存在しなくても魔術の発動が可能である。 通常は人間にとって魔術の発動および魔力を使用するにも体力を使うため、一度に大量の魔力を消費したり、長時間の魔術行使をするとヘバってしまう。 また、本来魔術は神精霊(アリヤ)がフェデル語で行使していたものを、人がテルゼス語に訳して使用しているため、テルゼス語で発動された魔術は威力の劣化が起こっている。
魔装武具(マソウブグ)
魔力が込められた武器防具。武器の場合は「魔装武器」、防具は「魔装防具」と呼ばれ、様々な付加属性を付けることができる。
マナ
万物に宿り世界や生命、自然現象を構成する源。魔術師は、この世界の構成物質であるマナに干渉することで魔術を行使している。 マナは相互に浄化する性質があるが、マナが枯渇すると浄化作用が働き辛くなりマナが汚れてしまう。 汚れたマナはバグスを生み出したり、生き物に悪影響を及ぼしたりする。
水鏡の空間(ミカガミノクウカン)
パラスターダが作り出した空間で、エデルハルトおよびセレナの居住区。神精霊(アリヤ)の身の回りの世話をする女仙がいる。 魔術師協会(ウィズ・グラーナ)本部の地下にある『水鏡の間』から繋がっている。 入口は結界が張られているため、許可された者以外立ち入る事はできない。
水鏡の間(ミカガミノマ)
魔術師協会(ウィズ・グラーナ)本部の地下にある、エデルハルト達の居住区である『水鏡の空間』へ続く小部屋。 入口は結界が張られているため、許可された者以外は立ち入る事はできない。
ユニカーヴァル
神獣の名称。豊穣を司るため、ユニカーヴァルの存在する土地は常に実り豊かな土地となる。 また、穢れに対して非常に強い浄化の力を持つ。 エデルハルトとセレナがこの神獣にあたる。
ユマル
世界(テルゼス)を創世したとされる創世神。 妖霊者(シャリヤ)やその他種族および人々を作成し、その後眠りについたとされている。
世界を創生した光たる神として、テルゼス聖教の信仰対象となっている。
人狼族(ワーウルフ)
爪と牙を持ち、高い戦闘能力を有する種族。非常に力が強い。一族のひとつ「ナルグ族」は神獣ザグフェンを祭っている。

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